株式会社カワイ

大介護時代に備えて
to the future

大介護時代に備えて

第1次ベビーブームの世代から、会社の世代交代が進み、次に対応していくべき問題が介護です。介護離職を絶対にさせないために、介護しながら今まで通り、それ以上の仕事のパフォーマンスを発揮できる環境を作り、ITツールを駆使し、お客様を巻き込んで挑戦しています。パソコンの画面のほかに大きなサブモニターを2つ設置し、3画面でペーパレス、クラウド化された業務をします。

ITツールの活用
to the future

ITツールの活用

15年ほど前から大介護時代を見据えて、在宅勤務 在宅営業訪問ができるスキルを持つことを目的にペーパレス化・クラウド化・紙とデジタルツールの連携融合など社内事務ルーティーンを作り、実践してきました。

事務作業の徹底したルーティーン作業は、効率を上げるだけではなく、ミスも起きにくくなります。弊社のITツールの活用が進む中、お客様との連携においてもコロナの影響もあり、距離関係なく積極的にウェブ会議の導入も進みました。

to the future

2525チャレンジ宣言

スマイルチャレンジ宣言

2019年度比で2025年までに25%子供たちの笑顔を増やす活動です。
大工村が作った宣言に多くの企業が参加してくれることを願っています。

高品質・高性能への
あくなき挑戦

地盤・基礎・躯体の連動性

4号特例により構造計算は「やらなくていい!」といった風潮の中、私たちは2525challenge宣言として、許容応力度計算をした耐震等級3の出荷を58.3%まで引き上げる目標を立てました。

その挑戦は、また業界平均でも3割に満たないといわれた2019年度からスタートしました。私たちは毎年出荷比率だけにこだわらず、さらなる高みを目指して目標を変化させています。今では、地盤から基礎、躯体の構造計算の連動性が検討された家づくりも目標に追加されました。

高性能住宅

脱炭素やSDGs、国産材の活用など、二酸化炭素削減に関して世界中が注目する中、100年先の子供たちも笑顔でいられるために出来る家づくりを目指して全国の仲間と協力して高性能な住宅づくりの提案をしています。

最新の高気密高断熱の家は、点検や修繕をして100年住み続けられる家になります。また、自然エネルギーも活用し、少ない電気で年中快適な高性能な家には各部屋に1台のエアコンは不要です。10数年で買い替えが必要なエアコン台数が少ないことはメンテ費用が掛からず快適な家になります。

天竜材

地元天竜の木を大切に使わせていただいています。木は丸いから、四角い柱や梁を取った端材で出来る下地材(小さな寸法の材)を販売しています。

山から運ばれた丸太を、なるべく家の材料に使い切ることができるように、胴縁や野縁、貫、野地、荒床など、現在の新築では使われなくなってきている材料もリフォームなどに積極的に使ってもらう努力をしています。

国産JAS

地元=日本という考えも同時に持っています。日本の木が海外で活躍している今、日本政府が推進している国産JAS材は、目視と機械での選別を経て、数値に裏付けされた強さを刻印して世の中に出荷されます。構造計算にはJAS材を使うことが最適だと思っています。

残念ながら天竜材はマーケットからの要望も聞こえてこないこともあり、JAS材を流通出来てないといってもいいぐらいです。しかし、天竜JAS材工場ができる日を夢見てJAS材マーケット拡大を目指します。

第1段階では、国産JAS材使用量を増やし、第2段階で天竜の丸太を県外で製材した逆輸入の天竜JAS材を梁桁に使っていきます。最終的には天竜材で必要な材寸が全て揃うJAS工場が稼働することを目指します。

3スターズハウス

『長期優良』『耐震等級3』『ZEH』この3つの性能は、これからのスタートラインになりつつあります。数年前から運営しているこのサイトを使って、家の高性能化をうったえてきました。このサイトを通じて、これからスタンダードを発信していきます。

Truss
トラス 大スパン非住宅

新たな挑戦として、商人の枠を超えて大スパンの木造トラスの製造部署の新設を計画しています。一般住宅にも使える木造トラスは、主に非住宅(倉庫 事務所 公共施設など)への販売を重視しています。少子高齢化で急激な着工数の減少時代に向けて新たな一手を常に打ち続けます。

脱炭素・CO2削減が必須の世界で、日本政府が掲げる「脱炭素社会に実現に資する等のために建築物等における木材の利用促進に関する法律」により、公共建築物を含め、多くの建築で木造化が進んでいます。弊社では木造の可能性を広げるために、柱のない、大空間が可能なトラス構法に力を入れていきます。私たちが採用するトラスは、同業他社の物よりシンプルで、簡単な作りという事もあり、強度試験を重ねて、トラス自体の安全はもちろん、コストパフォーマンスに優れています。トラスに関わるスタッフ(設計・営業・組み立てなど)が本気で安心で安全な建物を作るために、忖度無しで、すべての人とぶつかり、提案しながら最良な躯体を作っていく環境づくりをしています。

今まで手が届きにくかったトラスを使って、今までにない空間提案を一緒にしていきませんか?
100年以上安心して住み続け、受け継ぐ事が出来る躯体づくりを応援しています。

2030年に脱身内社長を目指して
2030年に
脱身内社長を目指して

現会長が会社を興して2023年で50年が経ちます。現社長(川合伯員)が入社した約20年前は、まさに親方日の丸の会社で、会長の仕事を言われたようにこなす社員がいる会社でした。私が入社7年後から始めた10ヶ年計画がまさに脱身内社長を目指して会社の構造改革のスタートでした。その時の弊社は超えるべきハードルが多く、組織で動くという概念もなく、自主的に自分で考える、PDCAを回すなんてことは皆無でした。

そこで、初年度からの3年間は魂系の全社員セミナーで、1つの方向を向くための社風づくりをしました。そして4年目から始まった大工職人まつりで、仕事とは違う事で組織だった準備や運営、改善ができる経験を積み始めました。

10年目を迎えた時には当初の目標だった、「新卒の社員さんを迎え入れる」という目標も叶える事が出来ました。11年目となる第8回大工職人まつりでは、総決算として社員スタッフのみで大成功を収めイベントも開催も終了しました。仕事においても同時に組織として動くことが社風として定着し、常に改善しながら次の目標である2025年に向けて全スタッフで動き出しています。

理想の組織とは、『文鎮型組織図』『管理されない社員スタッフ』『リーダーはアイデアと方向性を示すことに集中できる』『生涯現役で楽しんで仕事ができる(全社員が上下関係なく求め、求められる関係づくり)』だと考えています。そんな組織を2025年までに作り、2026年からは脱身内社長ができる会社にすべく、スタッフ一丸となり進んでいきます。

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