前職の時にリーマンショックが起こり、その会社も影響を受けました。最終的な転職を決断するタイミングはその時になりますが、実はその前から私自身として働き方について疑問を持つようになっていたんです。寝る時間を確保するのがやっとという生活スタイルだったので、家族と過ごす時間のこと、自分の人生を大切にしたいという想いが強くなっていたんです。前職の会社の経営が厳しい様子を踏まえて、自分なりにもう一度やりがいを見出して働きたいという想いから、もともと知り合いだった中学の野球部の先輩でもある伯員社長へ連絡をしました。その時の私には株式会社カワイが安定していそうな会社に見えたんです。工場の品質管理から株式会社カワイでの営業職へ変わることへの心配はなく、転職しました。

私は、営業職です。
前職（工場の品質管理）の前にも営業を経験していました。
当社の営業はもちろん材木屋として物を売りますが、企画を売り込むのが特徴だと思っています。
物としては木、材木、ベニヤ板などで、企画は業界の中で流行っていることのトレンドを掴んで、顧客となる工務店さんに提供します。具体的には、これから先に検討されている国の政策の情報をいち早く掴んでご案内します。

ただこれは私以外の人でもできることで最低限の仕事だと思っています。私が実際にやっているのは、国策が発表されそれをやるために何が必要かをお客様と一緒に考えて、人を紹介するところまで関わります。ものづくりのために、人をつなげサポートする。うちの会社は私一人の力ではできないことでも、社長を始め環境やモノを整えてくれる協力体制があるからできるのかもしれません。お客様の新たなチャレンジのための一通りのステージを作るのが私の営業スタイルですね！

入社前には「働いている人がみんなギスギスしていない、のんびり時間が流れている感じ」という印象を持っていました。子どものころから知っている社長のやさしい人柄も影響していると思います。

数年勤務して今は笑っている会社だと思っています。社内にお客様がいても、いい意味で笑い声が聞こえる職場なんです。材木を運ぶ運転手さんが打ち合わせしている時は特にそんな感じになります。
私も転職したてのころは無表情だったんですが、顔に表情ができたなー、と自分でも変化に驚いたくらいです。そんな職場です。

一番初めに契約がとれた時ですね！
やはり初めて自力で新しいお客様を取る、ということは純粋に嬉しいことです。その方とはファーストコンタクトまでおよそ3ヶ月くらい掛かりました。その時やったことはお客様の質問事項に対して一つ一つ答えたということ位なんですが…。そうした積み重ねがあってか、今ではささいな話の中の流れから紹介がいただけるようになりました。