木材業界に永く身を置いていた関係で、伯員社長とはかなり前に出会いました。前職は数字がすべてでお客様の事など考えず、とにかく売れ！という組織だったので、何のために働くのか、お金を稼ぐことへ純粋に努力する気持ちが薄らいでいました。そんな時に伯員社長から「一緒に働きませんか？」と連絡をいただいたのがきっかけです。

社長と面談した中で「仕事を通じて何をなすか？ただ仕事でお金を稼ぐだけではなく、何をするのか？」を考えて働いている人だと知って、私の落ち込んで孤独感を抱いていた働く意欲にもう一度一緒に頑張ろうと働きかけてくれた気がしましたね。その時は本当にほっとした感じがしたのを今でも覚えています。それと同時に前向きな意味で新たな試練の始まりだな、と思って転職を決めました。

営業を担当しています。
内容は住宅資材、住設機器、木材の販売が中心ですが、安ければ売れるという考えではなく「ちゃんとしたものを勧める」ということを信念に仕事をしています。
その理由は、株式会社カワイのお客様は一生に一度の家づくりを提供している方たちだからです。
私がこだわるのは、家の構造が丈夫で長持ちするしっかりした家づくりに貢献することなんです。株式会社カワイでは材木を販売する流れのなかで、住宅の構造計算を実施しています。そこで、住宅の意匠を重視するがあまり、設計プランに無理が生じている図面に遭遇することがあります。その時に「ちゃんとしたものを勧める」という気持ちで工務店さんへ構造面の修正としてプラン変更を提案します。熊本地震で耐震等級3の家が倒壊した事例は私にとって大きな衝撃でした。それも木構造にこだわる私としては営業するお客様にご理解いただけるよう、分かりやすくお伝えすることにつながっています。

自己研鑽の場を与えてくれる、人間力が上がる会社だと思います！

私は前職から木材のプレカットや木構造に触れる仕事に携わっていました。入社後は努めて人間力をあげようと心がけて働いていますが（笑）、カワイに入社後さらに木構造への関心を深めている現状です。会社として関わるお客様が手がける木造住宅の耐震性が確かなものであるよう、目標を掲げている点も私のこだわりや仕事の手応えを強めるものとなっている気がします。

ただ頼まれたことだけやればいいというのではなく、例えばベニヤ板を販売し、フロアに使うならボンドはどうですか？といったもう一歩先の一言を伝えることができるような仕事の姿勢が身に付く会社ですね。